まだ見ぬ君に 61.12.08

気付きのカケラ、と健忘録

2020-01-01から1年間の記事一覧

インターネットの届かない場所

久しぶりに電話回線やWi-Fiから離れた場所で過ごしていました。そのせいなのか、はたまた違う理由なのか、帰宅しても書こうと言う気持ちがどうにも起こらず、数日すればと思ううちに一週間が過ぎてしまいました。今も気分はあまり変わっていません。ちょっと…

途絶え

必要が無くなれば朽ち果てる 求められなければ消える 当事者を外して決め事だけが進んでいる 当事者の子供は今日もランドセルを背負って人通りの絶えた道を歩く

旅と車、車と旅

旅に出たいと思い立ち、時間的制約がないのが車の良さだと思う。電車だと時刻表を調べて予約もあるし、バイクは天気の具合と持ち物を先ず思案してしまう。車はその辺にあるものを適当にバックパックかスーツケースに詰め込んで、車に放り込めばいい。行き先…

旅の筆記具

旅にペンとノートは欠かさず持って行きますが、手ぶらになりたい時もあります。そんな時、移動中に気になった事を書き記すため、一本の鉛筆を首にかけ、ポケットにメモ帳を突っ込みます。写真で総重量15gほど。紐を除き、消しゴム付き鉛筆と鉛筆削り付きキャ…

伸びた髪

最近髪を切っていません。伸ばそうと思ったわけではなく、コロナで切りそびれてそのままに。そろそろ整えなければと思いつつ、髪型も以前に比べ随分自由になったなぁと感じながら切らずにいました。それでも長髪には厳しい視線が残っているようですね。 検索…

ザ・ホワイトハウスはスタートレック以外で、全シーズンのDVDBOXを持っている作品。タイトル通りホワイトハウスを舞台にした大統領とその側近を中心に描いた政治ドラマで、エミー賞受賞多数作品としても知られている。気が付けばNHKで放送してからもう17年も…

ふと、誰かと話たくなる

「ヒューゴー賞とネビュラ賞をダブル受賞した”闇の左手”って今考えると…」とか「今年のトリエンナーレだけど…」はたまたベラルーシとチェルノブィリ…。そんな雑談に付き合ってくれる相手が減ってきた気がする。マニアックな話を望んでいるわけでなく、門外漢…

MacBook 2017

人気があったとは言えないMacBook 2017も使い始めて3年目になる。2019年7月に販売終了になった予備機兼外出仕様はCore m3に8GB、256GBというミニマムな仕様。 元々は顧客先で一日中使うMacBookProにトラブルがあった時のバックアップのためにRetinaディスプ…

星空

75年前を過去という、ならば40年前はどうだろう97年前なら違うというのか見知らぬ国の関わらない戦いは、昨日をもう過去と呼ぶ 経験した昔と、知らない昔が、同じ時を隔て変質していく心に彫り込まれた昔だけが、変化し続けて今を生きている関わらない過去は…

僕の知っていたサン=テグジュペリ 筆者レオン・ウェルト

巻頭エッセイで池澤さんが城砦に触れている。「人間はそのままでは人間ではない。生に意味を与え、方向を与え、それによって精神を吹き込まれてこそ人間となる」この後続く話が続くのだが、この精神は人間の大地でも強く感じていた。なお、引用した文にある”…

走る牛

旅先で見かける牛の多くはホルスタインやジャージといった乳牛が多く、肉牛はあまり見かけない。たまに見ても遠目に見える牛舎で垣間見る程度。だから写真のような姿は新鮮で、自然公園で暮らす牛のようにも思えた。 ちなみに牛は甲州牛で、と書くとなんかブ…

届いた手紙

以前書いた学生時代の友人の消息不明探しですが、追加で数通手紙を出していました。 残念な「宛先に尋ね当たらず」もありましたが、転送されて無事メールで返事が来た友人も数人いました。色々あったんだなろうなぁと思わせるメールや、変わらなそうな奴も。…

広島と長崎、それぞれの実相

昨日の毎日新聞「首相の被爆地あいさつ「文面が酷似」と怒りの声 官邸HP掲載の全文と同じ構成・表現」の記事を読みながら主張とは違うことを感じていた。https://mainichi.jp/articles/20200810/k00/00m/010/072000c簡単に触れると、官邸Webサイトで確認した…

ファーバーカステルとマルチ

長く使っていていいなぁと思えるのは、上から6番目のファーバーカステル。現行品はコーティングがプラチナに変わりました。私は古いシルバーのタイプ。プラチナはいつも美しくシルバーは使わないとくすんでしまう。軸も使っているうちに色変わりし、手入れを…

行きたい場所へ

距離や時間をかけても辿り着けないのにそれでも遠く離れるほど、近づける気がしてしまうここではないどこかへと、思う希望が夢に変わる潮の香り、森の静けさ、闇夜の騒がしさに委ねれば忘れるはずもない 大切な何かを忘れたままで、何処に向かう誰かの大切な…

夏休みと言えばペルセウス

今年もペルセウス座流星群の季節が近づいてきた。 多少夜露に濡れるのさえ厭わなければ、シートの上で寝転び、眺めながら寝てしまえるペルセウスは気楽な流星群だ。場所さえ選べば、好条件でなくても1時間に数十は見えるから誰かを誘った時のハズレ感が少な…

挫折しそうな文庫の文字

読み直したい古い文庫を書棚から一冊取り出し、開いたら、読めませんでした。 文庫自体は50冊ほど。引越しの都度に譲り、売り、捨てるのであまり増えません。残る本は絶版になりそうな本ばかりで既に半数が絶版かなぁ。時代背景と合わなくなると消えていきま…

絶望と喪失

絶望と絶望的ではニュアンスがかなり違う。「的」の一字に灯る希望が0ではないと支えてくれる。対する喪失は希望なく、ただただ受入よと迫るばかり。今までの当たり前がどれほど手を伸ばそうと、思おうとそこに存在しない。恐怖より先の戸惑い。昨日両方を味…

自分を見て欲しいと思う様には、相手を見ていない

「今のプロジェクト、任せたら大変で」と相談に尋ねると、“部下はなんで分かってくれないのかなぁ。目的も方法も話して共有しているし、それぞれの役割もはっきりしているのに。考えもやり方も教えてきたのに上手くいかない。伝え方がまずいのか、それとも相…

シャープペンシルで使う芯の太さは

芯の太さを、用途や気分で使い分けるのも楽しいもの。一番使うメモや落書き、ラフスケッチは描きやすく消しやすい0.7mmです。2.0mmはB4とB6の柔らかい芯を入れてほぼスケッチ用。そして0.3mmは5mm方眼に文字を書いてまとめる時に使います。いずれも同じ軸を…

蛍火

コロナや豪雨災害で気持ちがささくれたままなのか、蛍火を見ない夏が来る。 多くの方々が苦労して努力して、見られるのが蛍だと思う。なかには営利目的もあるけれど、それでも大変な労力がかかる。短い寿命と過去の思い出からか蛍火はどこか淋しい。 田舎や…

愛おしい雨

長かった梅雨も関東では終わりが見えてきました。これだけ長いと梅雨もいいねとは言えません。自然災害では無い気候変動による災害以外にも農作物への影響などが多方面に出ています。しかし自然災害と気候変動災害は、そろそろ分けた報道をして欲しいと願っ…

ハイキューとアオアシ

ジャンプとスピリッツに連載の漫画。ハイキューは先日終わったけれど大団円のエンディングがいかにもハイキューらしくて嬉しかった。旭と西谷が二人で弾丸世界ツア一に行っているとかね。高校を卒業したみんながそれぞれ自分の人生を生きている。高校バレー…

宛先に尋ね当たらず

先日書いた通り、手紙を出したわけですが… 試しの二通とも残念ながら「宛先に尋ねあたりません」の赤スタンプが押されて戻ってきました。郵便局さん、二度手間を掛けさせてしまい申し訳ありません。でも届かないとはっきりわかるこの仕組みは有難たかった。…

コミュニケーションを考える時に少しだけ意識してみる

コミュニケーション云々という話は個人や組織でよく話題になります。ただ各々の定義が異なるケースも多くて混乱するというか話が整理し辛い様子も。例えば話し出す前にコミュニケーション自体と、手段、技術、ツールの4つに分けて整理するのはどうでしょう。…

ナンバリングとスタンプ

あまり話題に上がらない道具の一つが昔はよく使われていたという説明になりがちなナンバリングかもしれない。我が家での仕事は主に二つ。一つはレポートなどが大量に送られてきた時。いまだに手書きも含めて紙が多く1000枚近いこともあるので必須になってい…

そよぎ続ける風

野山を旅すると、遠くから葉擦れの音が近づき次第にボリュームを上げ、一瞬の間に体をすり抜ける風を感じたりします。竹林や針葉樹などで感じ方は様々ですが、それぞれ面白い。草っ原で横になれば頬や伸ばした手の甲に、さらに届かないところで違う風が流れ…

コロナ禍の旅

コロナに合わせて鬱々していても仕方ないと、連休中に小さなイベントを入れました。最近張っていなかった一人用テントを引っ張り出し、一夜の旅に出たのです。娯楽はシンプルに本とウイスキーを少々。誰にも迷惑をかけずに人目を憚ることもない絶好のキャン…

ピカード シーズン2

アマゾンCEOのベゾス氏が筋金入りのトレッキーでスタートレック、ピカード信奉者なのは有名な話。検索すると面白い話題に事欠かない。アレクサの代わりにコンピューターと呼び掛けられるのもその一つ。それだけでsiriから鞍替えしたくなりそう。そんなわけで…

チャレンジに関わろう

「チャレンジしよう」と無責任には言えない。でも、チャレンジしていいと信じられる状況を作り続けるのは大切だ。「チャレンジすると、失敗を恐れない、任せる」は私には同意語に近い。だから「成功させろとも、失敗するな」とは言わないし、自らの責任を果…