まだ見ぬ君に 61.12.08

気付きのカケラ、と健忘録

文鎮とペーパーウェイト

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気が付いた時には机に文鎮やペーパーウェイトと呼ばれる物が幾つかあった。

キッカケは製図や版画の下絵作りだったかなぁ。だとすれば美術の先生に紹介されたのだと思う。当時使っていたのは海図用で、鉛をセーム革で包んだとても重く安定と安心感たっぷりの物だった。形状は円形とヒヨコのような妙な形の2つ。いずれも長く使っている間に革が鉛筆の芯で汚れては洗う物だからゴワゴワになった。行方不明になってしまったのが残念。たまに思い出したように、用途に合わせて買っているので今では7つほどに増えている。

 ウェイトの用途は今も昔も一番はノートなどにペンで書く時になる。手で抑える代わりに紙ズレ防ぐために用いているのだからまぁ、本来の使い方になる。なぜか分からないけど昔から紙を手で押さて書くのが苦手だった。学生時代も学校で代用品を使っていたし、今もモバイルバッテリーに滑り止めを貼って使う位に苦手だったりする。理由は分からないけれど。

 そんな私に日常的に役立つウェイトが昨年また増えた。実はこれ、好きな会社の製品で見てくれで選んだ。でも使って見ると非常に使いやすい。位置を変える時に尾に小指を掛けて持ちやすく、また細長くそれなりの重さで汎用性も高い。因みに実測で重量258g全長115mm位。書道で見かける文鎮が200g、200mmほどだから、比較するとわかりやすいかな。Amazonでも扱っています。「高岡鉄器 クジラ書鎮 1580円(税込)也」

 余談
もし、文鎮に興味が出たらヤフオクで検索すると驚くほど様々な文鎮が見つかる。中でも時代背景を表すのが昭和初期の文鎮で軍艦の文鎮の豊富なことに驚いた。あの時代、軍艦の文鎮を使い誰が何をしたためたのだろうと想像すると切なくもなる。