まだ見ぬ君に 61.12.08

気付きのカケラ、と健忘録

手紙を書いてみた

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筆記用具は、仕事でもプライベートでも万年筆を使っている。今は趣味に近く、本数もインク色もそれなりにあるので、多分楽しいはず。

 封書ではなく葉書なのかというと、実は最初、便箋に書こうと思った。
しかし、普段からやり取りしている友人では面白味もないよね。「どうしたの、手紙なんて?」とSNSで通知が来て説明するのも面倒。少しは驚きが欲しい。そこで、学生時代から会っていない人を対象にしようと成った訳。友人に尋ねると生死不明や、最近忙しくて連絡してないから…そんな話ばかりで先に進まない。逆に「調べて、みんなに教えてあげれば」と言われる始末。それならと手紙の束を取り出し、実家に今も誰かが住んでいそうな友人に送ってみるかと、葉書に書いた。封書だと不審者と間違われてしまうかなぁと、少し弱気なのである。

 で、書いたら、
いや、書こうとして字を間違えるのが怖くてタイプした。そうしたら紙面が狭くて用件しか書けない。葉書なのだから当たり前なのだけど、予想以上に書けない。本人は住んでないだろうから、家族の方にまず一言、歳を重ねる家族が読むので、小さい字は嫌だろう。なんて思いながら書いていたらホントに「用件のみで失礼します」という文面になってしまった。何とか少しだけ味を付けて、まずは出してみた。